ことねです。
前回、イデコは素晴らしいって話で終わりましたが、メリットだけではありません。
デメリットといいますか、足かせもあります。
デメリット①原則60歳まで受給できない
例外は高度障害になった場合等です。
デメリット②運用失敗
金融商品のため運用失敗もつきものです。運用成果によって受給額も変動します。
デメリット③口座管理手数料がかかる
口座管理手数料が口座のある限りかかります。
イデコが意外と流行らない理由がわかったかと思います。
一番ネックなのは口座管理手数料です。
イデコを扱う金融機関では手数料で毎月400円ほど必要となります。
掛金が低いと手数料は重いです。
掛金が月5000円、68000円では、手数料の重みが違うことがわかるかと思います。
イデコは実質的に加入のハードルが高いと思います。
また、手数料が少ない金融機関も確かにあります。
しかし、信託報酬が高かったり、種類が少ない等、結果として、どこもさほど変わらないというのが私の実感です。
総括するとイデコは税制優遇は大きいですが、あくまでも自己責任の投資信託です。
私も一年間やってみました。
私の場合、約30年先まで換金することができません、それがデメリットであり、複利を生かすメリットとも言えます。
節税という観点からは、メリットは大きいです。それ以外は、なんともいえないと思います。